目止めのしかた

目止めのしかた

土鍋の素材には吸水性のある耐熱陶土を使用しているため、ご購入後の初めてのご使用前にまず「目止め」を行って下さい。
このひと手間を行うことで、シミやカビを防いだり、臭いを付きにくくする効果があり、より長くお使い頂けます。

目止めとは

未使用の土鍋は素地の通気性と吸水性のあり、最初は沸騰しにくい状態にあります。個体差はありますが、目止めをしないと全く沸騰しない場合もございます。
購入したらまず最初に、片栗粉やお米などのデンプン質の食材をごく少量煮て、土の目を適度に埋める作業をします。これを目止めと言います。
目止めを行うことで沸騰しやすくなります。また、シミやカビを防いだり、臭いを付きにくくする効果もありますので、初めてのご使用前には必ず行うことをお勧め致します。

<目止めの手順>

洗浄:土鍋をさっと洗い、よく乾燥させます。

まず土鍋の表面についた汚れを洗い落とします。


目止め:水を8分目と片栗粉大さじ1を入れて混ぜ、火にかけます。

焦げ付かないように注意しながら中火で加熱し、沸騰したら火を止め、冷めるまでそのまま置きます。(米のとぎ汁を使用しても良いです。)
片栗粉のデンプン質が土鍋に浸透することで目止めになります。


乾燥:お湯が冷めたら中身をあけて土鍋を洗い、よく乾燥させます。

これで目止めは完了です。以後はそのままご使用ください。ただし土鍋は個体差がありますので、稀に一度では目が埋まらない場合がございます。一度行ってもまだ水漏れする、沸騰しないという場合は再度同じ手順を行ってください。


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